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東京湾アクアライン経由で楽々通勤!ストレスフリーな木更津暮らし

東京湾アクアライン経由で楽々通勤!ストレスフリーな木更津暮らし

木更津市(神奈川県→木更津市:2016年~)

宍戸要介さん(会社員)・渚弓(なゆみ)さん(パート)一家

高い建物が少なく広々とした空が心地よい木更津。都心では叶わなかった広い庭や、気兼ねのない子育て環境を求めて移住者も増加中です。そんな木更津に2016年に移住した宍戸さん一家。その背中を押したのは、東京湾アクアライン経由での通勤事情でした。

ラグビー選手引退を機に木更津へ

2018年に建てたマイホームにて。この時、次女・千笑(ちえ)さんはリビングのソファーでお昼寝中
  • 庭に設置したトランポリン。長女・弓華(ゆみか)さんもお気に入り
    庭に設置したトランポリン。長女・弓華(ゆみか)さんもお気に入り
  • 東京湾アクアラインのたもとから見る富士山。実は宍戸さんの家の庭からも富士山が見えます!
    東京湾アクアラインのたもとから見る富士山。実は宍戸さんの家の庭からも富士山が見えます!

かつて実業団ラグビーの選手として活躍した宍戸要介さんは、2016年の現役引退を機に木更津での暮らしをスタートさせました。それ以前は、練習場のある町田市に通いやすく、妻・渚弓さんの通勤にも便利な相模原市に住んでいましたが、現役引退後は子育てを考え渚弓さんの実家に近い木更津に移住。決め手となったのは、東京湾アクアラインを通る高速バスを利用して、東京都・大田区の職場に通勤が可能なことでした。

元々、渚弓さんが独身時代に高速バスを使って木更津から渋谷に通勤していたこともあり、「その便利さは知っていた」という要介さん。料金に関しても、「電車で東京湾をグルリと回って通勤する分と比較して、年間で2,000~3,000円高いくらい」で収まるといいます。

高速バスでストレスフリー通勤

  • 造り付けの書斎スペース。コンパクトで集中しやすい。オンラインでの会議もあるので専用スペースは大切
    造り付けの書斎スペース。コンパクトで集中しやすい。オンラインでの会議もあるので専用スペースは大切
  • 通勤に使うバイク。木更津金田バスターミナルの駐車場はバイクは無料!
    通勤に使うバイク。木更津金田バスターミナルの駐車場はバイクは無料!

移住した当初は毎日、通勤していたという要介さんですが、「通勤自体はまったく苦になりません」ときっぱり。「以前は満員電車に揺られるのが嫌で嫌で(苦笑)。高速バスは必ず座れるので資格の勉強をしたり好きな動画を見たりと時間を有効に使えますし、川崎で乗り換えてからも通勤ラッシュの人の流れと逆方向の電車に乗れるので、通勤ストレスというものがなくなりました」と笑顔で話してくれました。

現在は、コロナ禍を契機に週に2日、在宅でのリモートワークを実践中の要介さん。リモートワークの日は寝室の一角にある書斎で仕事をこなし、出社の日は自宅からバイクで7~8分の場所にある木更津金田バスターミナルから高速バスを利用しています。

海を渡るバスというと気になるのが、本数や最終バスの時間、風の影響による運休などがありますが、「川崎行きなら10~15分に1本、東京方面だったら5分おきにバスが来る」そうで、「最終バスも意外と遅くまであります」とのこと。ただ「今は子育て中なので早く出社して早く退社するのが基本。ほぼ毎日、子どもたちと夕飯の食卓を囲めますし、一緒にお風呂にも入れます」

また、風については、「強風の予報の時は前もって在宅勤務にしようと思っていますが、これまで風のせいで予定を変えた記憶はないですね」と話してくれました。

地域のラグビークラブに家族で参加

練習の合間の一コマ。長男・優心(ゆうしん)君と一緒に千笑さんも参加?
  • キッズ用の小さいサイズのラグビーボールと腰に付けるタグ。このタグを取られるとタックルされたことに
    キッズ用の小さいサイズのラグビーボールと腰に付けるタグ。このタグを取られるとタックルされたことに
  • タグラグビーならではの準備運動。握手をしたまま、その手を離さないで相手のタグをとれるかな?
    タグラグビーならではの準備運動。握手をしたまま、その手を離さないで相手のタグをとれるかな?

実業団ラグビーではキャプテンを務めていた要介さん。木更津に移住してからは、「かずさラグビーユニオン」にコーチとして参加し、子どもたちにタグラグビー(ラグビーのルールを簡略化したスポーツ。タックルなどの身体接触がないので安全にプレーできる)を教えています。小学3年生の長男と、この春から小学校に通う長女も、毎週、練習に参加。渚弓さんは2歳の次女と一緒に応援です。

「ラグビーに限らず、子どもたちが元気に体を動かせれば」と話すご夫妻。
「木更津の良いところは子どもが遊べる場所が多い点。小学校の校庭も広々していて、都心から引っ越してきた人はたいてい驚きますよ」

広い庭でガーデニングとBBQに夢中

立派なヤシの木が印象的な宍戸邸
  • バランスよく並んだ多肉植物。まだまだ増殖中とのこと
    バランスよく並んだ多肉植物。まだまだ増殖中とのこと
  • 庭の一角は家庭菜園に。この日はレモンを収穫
    庭の一角は家庭菜園に。この日はレモンを収穫

もう一つ、要介さんが木更津に来てから“ハマった”という趣味がガーデニングです。「賃貸マンション暮らしの時には考えられなかったことですが、やり始めると楽しくて(笑)。ついつい数が増えてしまいますね」と要介さん。芝生のセンターにシンボルツリーのヤシの木を配し、家の目の前のスペースにはサボテン・多肉植物を中心に植えるなど、そのこだわりはなかなかのもの。道路との境には落ち葉処理の手間が少ない常緑樹を植えるなど、将来を見据えた庭作りが進行中で、10年後、20年後の変化も楽しみです。

「庭での一番の楽しみはBBQ」と話すご夫妻。この家を建てるときから「BBQのことを念頭に置いて、ご近所さんに迷惑がかからないよう、家屋と庭、ガレージの配置を決めた」というほどの入れ込みようで、今も毎週のようにBBQをしているそうです。木更津には外資系の大型ショッピングセンターや国内大手スーパーなどが揃っているので買い出しにも便利。「敷地が広くて車が複数台駐車できるので、友人や会社の同僚を招待しやすい」のもマイホームの自慢です。

移住検討者に向けて

笑顔が絶えない宍戸さんご夫妻。「在宅で早い時間に仕事が終わった日には、私が子どもを迎えに行っている間に、ささっと買い物を済ませてくれることもあります」と渚弓さん。これもリモートワークのいいところ

そんな木更津ライフをエンジョイ中の要介さんは、「移住してきて正解!」と太鼓判を押します。

「“海を渡っての通勤”と聞くと、どうしても時間がかかるとかハードルが高そうなイメージがあるかもしれないけれど、実際はなんの問題もありません。むしろ僕の場合は通勤が楽になりました。東京湾アクアラインを通る高速バスは、川崎だけではなく、東京、新宿、横浜など色々な方面に出ているので、使い勝手もいい。ぜひ木更津への移住を検討してみてください。ここではBBQやガーデニングなど、都心ではできないことを思いきり楽しめますよ!」

東京湾アクアライン経由で楽々通勤!ストレスフリーな木更津暮らし

プロフィール

木更津市

宍戸 要介さん・渚弓さん

家族構成 夫婦、息子1人、娘2人
職業 要介さん 会社員、渚弓さん 会社員→パート
住居 新築の一軒家
地域交流 子どものためのラグビークラブにコーチとして参加
支援制度利用

相談窓口

移住に興味がある方は、県や市町村の移住相談窓口にお気軽にご相談ください。