相談窓口
千葉県への移住に関する
相談窓口
ちば移住支援センター
(ふるさと回帰支援センター内)
移住相談員 | 高羽(たかは) |
---|---|
問合せ先 | 080-7806-8677(直通) |
案内時間 | 10:00~18:00 |
住所 | 〒100-0006 |
定休日 | 月・火曜日、祝日及び夏季・冬季休業 |
インタビュー
相談員になったきっかけについて教えてください。
前職(雑誌編集者)でたくさんの地域を訪れ、それぞれの歴史や文化、そして、すばらしい風景や人の営みに触れてきました。
その中で、地元の人が気づいていないような魅力が、その土地にたくさんあること、歴史や文化、人々の営みを支える人が少なくなってきていることを知りました。
そのような経験から、私自身のふるさとである千葉県の良さを伝え、地域を元気にしていきたいと感じるようになり、だんだんと「移住」というキーワードに興味を持ったことがきっかけです。
相談業務で心掛けていることは何ですか?
まずは、来られた方の話をしっかりと聞くことです。
当たり前なことですが、とても大事なことだと思っています。
人それぞれ状況やタイミング、考え方が違いますし、ここに来た目的も違う。
話を聞いて、その人にあった情報を提供したり、移住に向けたステップの進捗に合わせて一緒に考えたり、ひとりひとりの状況に合った対応を心掛けています。
その中で、相談者の方に、移住先での暮らしのイメージをなるべく“言語化”してもらうことを大事にしています。
例えばですけど、“子育てしやすい環境”といっても人によって様々です。
移住の目的やどんな暮らしをしたいのか、今の暮らし方から何を変えたいのかなどについて “言語化”することによって、具体的に出てきたワードについてご案内したり、深堀りしていったり。
そうして、だんだんと移住先での暮らしの解像度を高めていくお手伝いをしています。
相談者の方も相談している中で新たなイメージが見えてきたり、ご家族の考えを擦り合わせる場になったりすることもあります。
千葉県の移住相談員として準備していることはありますか?
ここは、相談者と市町村のハブ的な存在でもあるので、日々地域のことを勉強しています。
市町村の担当者や支援団体の方々とも連携しながら、地域と相談者をつないでいければと思います。
また、自分の目で見て感じたものや雰囲気を直接伝えたいと思っているので、なるべく時間を作って、各地域を訪問し、情報を集めることを心掛けています。
やはり実際に行ってみて得られる情報や行ってみないと分からないこともたくさんありますから。
相談に来られる方に強調して伝えていることはありますか?
必ず現地へ足を運んでいただくことをご提案しています。
暮らし目線で現地に行くことで得られる情報や発見がたくさんありますので、すごく大切だと思います。
しかも、千葉県は東京などから近いので下見に行きやすいという強みがあります。
一回きりではなく、何度か行ってもらいたいですね。
そして、できれば現地の方とコミュニケーションを取っていただきたいです。
慣れない土地でも、移住前に知り合いがいると、少し安心ですよね。
また、特定の候補地が決まっていない方には、候補地は複数あった方が比較できたり、判断材料が増えたりもしますから、複数候補地を作って、訪問することもおススメしています。
移住に向けて、まずどんなことから始めればいいと思いますか?
まずは、移住の目的を考えて整理することから初めてみるのがいいと思います。
どうして移住したいと思ったのか、どんな暮らしをしたいのか、優先する条件はあるのか等、今の気持ちを、ざっと書き出してみてもよいですよね。
中には、まだどんな暮らし方をしたいか漠然としている方もいると思います。
そういった方も、まずは、当センターで、移住への思いをアウトプットしてみてください。
移住実現に向けて、一緒に考えていきましょう。