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子育て世代から注目を集める流山からバルーンアートを届ける

子育て世代から注目を集める流山からバルーンアートを届ける

流山市(茨城県→習志野市→流山市:2009年~)

松本奈緒美さん(バルーンアーティスト)

全国の市のなかでも高い人口増加率を誇る流山市。2005年のつくばエクスプレス開業以降、流山おおたかの森駅周辺をはじめとする再開発により、若い世代の転入が増え、子育て世帯が住みやすい街として注目を集めています。そんな流山市で子育てを楽しみながらバルーンアーティストとして活動している松本奈緒美さんにお話を伺いました。

お祝い事を彩る華やかなバルーンアート

実際にバルーンアートを作って見せてくれた松本さん。写真はバルーンを使ったハロウィン用のキャンディポット

「バルーンアートというと大道芸のような風船をねじるものを思い浮かべる方が多いですが、私が主に扱っているのはギフトや結婚式などのイベントに使うバルーンです。最近では、赤ちゃんの性別を発表する“ジェンダーリビール”に使うバルーンのオーダーも多いですね。バルーンを割ると中から赤ちゃんの性別をイメージする風船が出てくるというもので、お客様からは“すごくよかった!”と言っていただいています」

流山市で2人のお子さんを育てながら、「ぐんじバルーンワークス」を立ち上げ、さまざまなバルーンアートを手がけている松本さん。現在はバルーンの通信販売を行うほか、イベント会場の装飾、子ども向けのワークショップなども行っています。

松本さんがバルーンを始めたきっかけは、ご実家のお母さまがバルーンアートの仕事されていたこと。学生の頃からお母さまの仕事を手伝っていたこともあり、バルーン歴は15年ほどになるそうですが、この道一筋というわけではありませんでした。

建築の仕事からバルーンアーティストへ転身

  • 色とりどりのバルーン。作業部屋には数百種類のバルーンをストックしているそうです
    色とりどりのバルーン。作業部屋には数百種類のバルーンをストックしているそうです
  • 専用の道具で膨らませた風船を組み合わせてひとつの作品を作ります
    専用の道具で膨らませた風船を組み合わせてひとつの作品を作ります

茨城県稲敷市出身の松本さんは、大学進学を機に千葉県に移り住み、その後、東京都内の会社に就職。約10年間、建築関連の会社に勤めていました。

「学生時代は習志野市に住んでおり、就職のタイミングで実家にも近く都内にも通いやすい流山市に引っ越してきました。ただ、建築の仕事は激務で、結婚後、子どもを授かりたいと思ったときに、このままではいけないのではないかと思ったんです。夫に相談したところ、“一度建築の仕事から離れてみてもいいんじゃない?”と背中を押してくれたこともあって、会社を辞めてバルーン一本でやっていこうと決意しました」

空間を作り上げるという点はバルーンも建築も同じ。会社員時代の経験は今に生かされていると松本さんは話します。

「お客様にイメージを伝えるためにまずは提案書を作ります。イラストを起こして完成イメージを作る作業も前職につながりますが、場所の雰囲気に合わせたデコレーションや、部屋の大きさに合わせてこういうものを入れましょうという提案ができるのは自分の強みかなと思っています」

こだわりの自宅で仕事も子育ても

  • 和室だった部屋をリノベーションした広々としたリビング。あえて残した鴨居がアクセントになっています
    和室だった部屋をリノベーションした広々としたリビング。あえて残した鴨居がアクセントになっています
  • 「ぐんじバルーンワークス」のチラシ。松本さんが手がけた華やかな作品はInstagramなどで見ることができます
    「ぐんじバルーンワークス」のチラシ。松本さんが手がけた華やかな作品はInstagramなどで見ることができます

現在は、5歳の男の子と2歳の女の子、都内に通勤するご主人と、市内の住宅街にある一軒家で暮らしています。

「バルーンもやりたいけれど子育てもちゃんと楽しみたい!という想いがあり、主人の協力もあって、家で子どもと過ごしながら仕事をさせてもらっています。今は、作品の写真を撮ってInstagramにあげたり、チラシを作ったり。子どもの手が少し離れたときにコンスタントに注文をいただけるよう、いろいろな準備をしているところです」

築30年の物件を、同じく建築関係の仕事をしていたご主人とともにリノベーションしたご自宅は、2階建てで広い庭付き。作業部屋も設けていますが、リビングで子どもを見ながら仕事をすることも多いそうです。周辺には緑も多く、スーパーやドラッグストアもすぐ近く。暮らしやすさは申し分ないとの話です。

「家を買おうと思ったときに、柏市や野田市など千葉県内で戸建てを探しました。でも、なかなかぴんと来る物件がなくて…。当時は上の子が生まれてすぐで、同世代のママ友もでき始めた頃。長く住んでいた流山市から離れたくないという気持ちもあり、この家をみつけたときは“ここだ!”と思いました」

ナガレヤママムズで広がった輪

ナガレヤママムズは1期ごとに解散し、新たなメンバーを募集する珍しいスタイルのコミュニティ。1年間の活動のなかで多くのママが信頼できる友だちを見つけて卒業していきます

流山市でたくさんの友人に恵まれたという松本さん。そのきっかけのひとつがナガレヤママムズでした。ナガレヤママムズは、0~3歳の子どもを持つ流山市周辺のママならだれでも参加できるコミュニティ。育休などで孤独を感じているママたちが、気持ちや情報を共有できる場として2019年に設立され、交流会などを通してママ友づくりをサポートしています。

「ナガレヤママムズのコンセプトは、たった一人でも深く長く付き合えるママ友をみつけませんか?というもの。Facebookがプラットフォームになっていて、そこにメンバーのプロフィールが載っているので、共通点が探しやすく、リアルで会っても話が弾みやすいんです。私もこのコミュニティに救われましたし、友だちもたくさんできました」

松本さんのバルーンアートはママ友の間でも大好評で、子どもの合同誕生日会をやるからバルーンで飾ってほしいといった依頼や、ママ友が勤める会社の展示会の装飾依頼などもあるそう。信頼関係を築いてきたママ同士だからこそ生まれた仕事といえるのではないでしょうか。

子どもと一緒に安心して暮らせる街

  • 流山おおたかの森駅直結の「流山おおたかの森S・C」。週末には子ども向けイベントが開催され、松本さん家族もよく遊びに行くそうです
    流山おおたかの森駅直結の「流山おおたかの森S・C」。週末には子ども向けイベントが開催され、松本さん家族もよく遊びに行くそうです
  • 2歳になる娘さんと一緒にお散歩や買い物へ
    2歳になる娘さんと一緒にお散歩や買い物へ

松本さんが流山市で暮らし始めて約15年。街の開発も進み、複合施設「流山おおたかの森S・C」や、地域に開かれた物流拠点「ALFALINK 流山」など、新しいスポットも増えています。街自体がどんどん変化を遂げていますが、子どもを持ったことで松本さん自身の街に対する印象も変わってきたといいます。

「独身時代は会社との往復だけで、流山市のことは何も知りませんでしたが、子どもを持ったことで、いろいろな街の良いところが見えてきました。流山おおたかの森S・Cにもよく行きますが、歩道が広くてベビーカーで闊歩できるのがうれしいですね。小さな子どもを連れて行きやすいお店も多いんです。ママたちがゆっくり食べられるよう、店員さんたちの気遣いが行き届いていて、かけてくださる一言一言にほっとできる。運転も優しい人が多いですし、地域の方たちには感謝しています」

本稿は、2024年9月の取材に基づいています。

子育て世代から注目を集める流山からバルーンアートを届ける

プロフィール

流山市

松本 奈緒美さん

家族構成 夫婦、息子1人、娘1人
職業 バルーンアーティスト
住居 中古の一軒家をリノベーション

相談窓口

移住に興味がある方は、県や市町村の移住相談窓口にお気軽にご相談ください。