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手厚い支援で保育士としてのやりがいもアップ! アクセス抜群で余暇も充実

手厚い支援で保育士としてのやりがいもアップ! アクセス抜群で余暇も充実

松戸市(静岡県→松戸市:2019年~)

森 天海さん(保育士)

江戸川をはさんで東京都と隣接し、近年は “子育てしやすい街”としてメディアでも取り上げられることが多くなった松戸市。子どもを安心して育てられる環境づくりだけでなく、子どもの預け先である保育園・保育士への支援にも力を入れています。そんな松戸市に移り住み、保育士として活躍中の森天海さんに、仕事や余暇の過ごし方についてお話を聞きました。

松戸の魅力のひとつは交通の便の良さ

  • 森さんの職場である小金西グレースこども園。5階建てで屋上も遊び場になっています
    森さんの職場である小金西グレースこども園。5階建てで屋上も遊び場になっています
  • 子どもたちの作品が飾られた保育室。武蔵野線沿いにあるため、窓からは列車が走る様子も見えます
    子どもたちの作品が飾られた保育室。武蔵野線沿いにあるため、窓からは列車が走る様子も見えます

JR新松戸駅から徒歩15分ほどの場所にある小金西グレースこども園で保育士として働く森天海さん。出身は静岡県浜松市。どのようなきっかけで松戸へとやってきたのでしょうか?

「短大を卒業したら家を出て自立するよう両親に言われ、どうせ出るなら知らない土地でいろんな人と出会って仕事をしてみたいと思ったんです。最初は東京都内を考えていたのですが、同じ系列の園で働いている友人に“一度見学に来てみたら?”と誘われ、その時に初めて松戸市にきました」

最初に感じたのは、「交通の便がいいところだな」ということ。地元である浜松からは、新幹線を使っても2時間半程度。在学中に、見学のため何度か足を運ぶなかで街を気に入ったこともあり、こちらでの就職を決め、2019年4月から松戸での生活をスタートさせました。

市独自の保育士支援が大きな助けに

施設長(写真左)と同僚の先生方と一緒に。仕事終わりに同僚の先生と食事に行くこともあるそうです

初めての一人暮らしで家賃がかかることにも不安を覚えていましたが、松戸市は都内に比べると家賃が安いことに加え、市の支援制度が大きな助けになったといいます。園では、保育士の宿舎として部屋を借り上げた場合、5年間、家賃の一部を市が補助してくれる「保育士宿舎借り上げ支援事業補助金」を利用しており、森さんの場合は家賃の自己負担額がゼロになっているそうです(※2023年12月現在。法人や物件により自己負担額は異なります)。また、松戸市では正規職員として働く保育士へ、施設からの給料とは別に「松戸手当」を支給しています。1年目から11年目までは4万5000円、12年目以降は4万9800円から7万8000円と、勤続年数に応じて支給額がアップしていく制度で、松戸市独自の取り組みです。

「実は松戸市にそういった支援制度があることをまったく知らなくて、働くことを決めてから手当てがあることを知ったんです。だから、なおさらうれしかったですね! 家賃も助かっているし、今は毎月のお給料に4万5000円が上乗せされていて、とてもありがたいです」

選択肢の多さと働きやすい環境がそろう街

  • 子どもたちの笑顔に日々癒やされています
    子どもたちの笑顔に日々癒やされています
  • お誕生会でピアノを弾いたり、読み聞かせをしたり、保育士の仕事は多岐にわたります。同僚の先生と相談しながら保育方針を決めることもあるそうです
    お誕生会でピアノを弾いたり、読み聞かせをしたり、保育士の仕事は多岐にわたります。同僚の先生と相談しながら保育方針を決めることもあるそうです

保育士の仕事にもやりがいを感じているという森さん。入社して4年間は同じ市内の系列園で0~2歳児を担当していましたが、2023年4月に現在の園に移動となり、3歳児を担当することに。

「はじめは戸惑うことも多くて、子どもたちをうまくまとめることができなかったのですが、最近は少し余裕ができて、自分としても楽しく仕事ができるようになりました。子どもたちの笑顔を見ると、やはりうれしい気持ちになりますね」

そう語る表情から、松戸で働くという選択が森さんにとって大正解だったことがよくわかります。保育士として松戸で働く魅力やメリットについて、このように話してくれました。

「松戸市は新しい保育園もできているし、幼稚園やこども園、小規模園も多いので、自分の働き方にあった職場がきっと見つかるはず。松戸市ならではの手当てもあって、働きやすい環境が整っていると思います」

休日は乗り換えなしで都心や観光スポットへ

休日は都内で観劇やショッピングを楽しんでいるそうです。友人と会うのも日比谷が多いそうで「乗り換えなしで行けるのが本当に楽!」とのこと

仕事の充実ぶりもさることながら、プライベートでも千葉での暮らしを謳歌中。松戸のアクセスの良さが、余暇の楽しみの幅を広げてくれています。

森さんの最寄り駅である新松戸駅は、常磐線と武蔵野線が通っているので、常磐線に乗れば東京駅や上野へ、武蔵野線に乗れば海浜幕張や埼玉の越谷レイクタウンへも1本で行くことができ、大きなショッピングモールやテーマパークへも簡単にアクセスできる場所。常磐線が東京メトロ千代田線への直通運転を行っていることも大きいといいます。

「趣味の観劇のために休みの日は都内に出ることが多いのですが、劇場のある日比谷へ乗り換えなしで行けるのはうれしいですね。交通の便がいいので、今のところ車は必要ありません」

いつか自分もこの街で子育てしたい

「松戸市や隣接する流山市は、子育て環境がしっかりしていて、安心して子どもを育てられる街だと思います」と森さん

松戸の好きな場所は?と尋ねると、こんな答えが返ってきました。

「常磐線の車窓から見える江戸川の風景が好きです。私の地元とちょっと似ているせいか、その光景を見ると落ち着くんです。園の子どもたちから “お休みの日に川に行ったんだよ”という話を聞くとなんだか素敵だなと思って。自分も子どもができたらそういう休日を過ごしてみたいなと思っています」

現在は “子育てしやすい街”を支える一員として活躍されている森さん。「この街が好き」と笑顔を見せる森さんのこの先の松戸ライフがより彩り豊かなものになることは間違いなさそうです。

※一部写真は小金西グレースこども園より提供

手厚い支援で保育士としてのやりがいもアップ! アクセス抜群で余暇も充実

プロフィール

松戸市

森 天海さん

職業 保育士
住居 園が借り上げているアパート
支援制度利用 松戸手当(保育施設従事者支援補助金)

※一部写真は小金西グレースこども園より提供

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