「トライアルステイの際、“何か仕事はないですか?”と相談したら『HEGURI HUB』を紹介してくれたんです。その時に地域おこし協力隊の募集があることも教えてもらい、それまでの期間はこの施設のマネージャーとして働かせてもらうことになりました。仕事と住まいがネックだったのですが、なんとかしましょう!とまわりの方々が動いてくれたのは助けになりましたね」
現在は東京の宿も再開。宿の仕事はオンラインで行いつつ、地域おこし協力隊としてさまざまな企画を進めています。2023年10月には、自転車とシーカヤックで地域を巡るイベントを行い、大成功を収めました。今後もアウトドア体験や農業体験など、南房総ならではの付加価値のあるサイクルイベントを開催していきたいと話してくれました。また、創史さんが発案した「HEGURI HUB」でのマルシェは地元の人々にも大好評。口コミが広まり、出店数もお客さんも増え続けています。ほかにも夫婦のスキルを活かしたイベントを行っており、ヨガのインストラクターでもある真由子さんが庭でヨガ教室を行うこともあるとか。
「ここでのヨガ教室のほかに、オンラインでヨガやパーソナルトレーニングもしています。今はリモートで仕事ができるので、そういう働き方の見本になれたら」と真由子さんは語ります。